福祉住環境整備の新しい課題と実践的技術演習の講座に行って来ました。

2月 21, 2006 雑感

Y:  先週2月18日(土)に、独立行政法人 雇用・能力開発機構の主催する「福祉住環境整備の新しい課題と実践的技術演習」という講座に行って来ました。

 実は、25日(土)もあり、計2回 10:00から17:00と結構みっちりした講座となっていました。

 福祉住環境コーディネーター協会も協賛しており、福祉住環境コーディネーターの資格は取ったのに、どうしてよいか分からないような人に宛てた講座となっていました。

 要は、資格は取ったけれども、実践を経験できない人向けといった講座だと思いました。

 基本的には、福祉住環境コーディネーターを取得のときに勉強した内容の再確認と実践に対するアドバイス的要素の講座でした。来週は、より実践的なグループワークで演習する予定です。

 特に皆さんに訴えたいことは、確実に高齢社会が来ていて、超高齢社会もあと少しでやってくることです。

  簡単に紹介すると、「年齢別に、0~14歳の年少人口はすでに減少傾向にあり、少子化が進んでいます。
 一方、65歳以上の高齢者は、2000年(平成12年)には2,204万人(総人口に占める割合は17.4%)で2030年(平成42年)には3,477万人(29.6%)まで増加していくと言われています。
 人口の高齢化は、総人口の減少が始まるといわれている2006年(平成18年)以降さらに拍車がかかり、2050年(平成62年)には、国民の3人に1人以上(35.7%)が高齢者という、超高齢社会の到来が予想されています。
なお、平均寿命の延びたわが国では、75歳以上の高齢者の割合が増えています。現時点では、65歳以上75歳未満の高齢者のほうが75歳以上の高齢者よりも多いのですが、2020年(平成32年)以降には逆転して、75歳以上の高齢者のほうが多くなると予想されています。」です。

 用語の説明です。
65歳以上の人口の総人口に対する割合が7%を超える段階を高齢化社会と呼ばれています。また、65歳以上の人口の総人口に対する割合が前記の倍14%を超える段階を高齢社会と呼ばれています。
国連は、この総人口に対する65歳以上の人口の割合が7%から14%へ、すなわち、高齢化社会から高齢社会への経過年数を高齢化のスピードを目安にしているということですが、フランスで114年、スウェーデンで82年、アメリカでも69年もかかているのに対して、日本ではわずか25年であることです。

 講座でのことですが、「2080年には今の人口の半分くらい6000万~7000万人にまで減っていくと推定されています。」

 また、住宅については需要4400万戸必要に対してストックは5000万戸あり、住宅はすでに「だぶつきぎみ」だそうです。

 社会が急激に縮小していくようです。人口が半分になれば、今ある建物も理論上半分ですむはずです。空き家が出てくると治安が心配です。

 今後人口が減っていくと、自分たち?(子供・孫の代か?)のときには、介護してくれるヘルパーさんたちも少なくなるということです。誰が自分を見てくれる?

 平均寿命が延びたけれども、高齢者の数割が障害者に移行しているそうです。

 福祉住環境は、今のうちから自分が障害者になったことを考えて、準備しなければならないと思いました。私は歩くのに支障はありません。しかし手すりが必要になってくるかもしれないのです。新築の住宅を建てるならば、今のうちに手すりの下地材を入れておくことをお勧めします。

 住宅の中でのポイントエリアは、トイレ・浴室の水廻りや寝室(1階)、廊下・玄関などのアプローチ(幅やスロープ)に配慮したほうがようでしょう。

 10年、20年、30年後を見据えて、「今何をするべきか」、「何をしなくてはならないのか」を自分で考える時期が来ているのではないでしょうか?

投稿者: サイト管理者