建築士の士業としての業務範囲 その2

1月 6, 2006 法規

建築士法では建築士は設計および工事監理等の業務を行う者と定義されています。

 設計とは、その者の責において設計図書を作成すること。

 (設計図書とは、建築物の建築工事実施のために必要な図書および仕様書。)

 工事監理とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書の通りに実施されているかいないかを確認すること。

 と定義されています。

 その他の業務として、建築工事契約に関する事務、建築工事の指導監督、建築物に関する調査または鑑定及び建築に関する法令又は条例に基づく手続きの代理等の業務を行うことができる。

 としています。これが建築士でないと業務を行うことができないということです。

 設計・工事監理の定義を見ているとなんとなくあまりに簡単にいっているなと思いました。このことをするために建築士になるのだなあ・・・。

 実際1級建築士は30万人、2級建築士は60万人いるとされていますが、士業として仕事をしている人(設計事務所?)は、あまりいないとされています。

 要は建築士を持っていなくても仕事ができる建築業務(ゼネコンなどの現場監督など)にも建築士を持った人が多くいたり(本当は施工分野は、建築施工管理技士が適格だと思うが・・・。)、建築士免許の更新がないので実情定年していて建築で仕事をしていなかったりと正確に把握できないのが現状だそうです。

 ここが医者や弁護士など国家資格として保護?されている資格とは違う点ですね。(医者や弁護士は最低報酬額が決まっている?)


 次回は、設計事務所について批判的な意見を述べたいと思います。

 また、赤字の「仕様書」についても重要ですので、後日書きたいと思います。

投稿者: サイト管理者