今週は、何かと忙しい日々でした。(怒り爆発編その1建築業界)

1月 21, 2006 雑感

今週は17日の国会証人喚問、19日の国会参考人質疑をテレビやラジオで見聞きしていた。だから、ホームページ作成が思うようにいかなかった?

 今回の耐震偽装問題において、私は一言も触れないでいたのだが、思うことを書きたいと思う。

 私の立場は、施工会社の現場監督という立場からの見方になるのだが。

 建築物を計画し、設計し、工事して完成することに、本来は建築主(今回デベロッパー)を頂点とした、設計事務所(あえて元請と書く)と施工会社(元請)がトライアングルのようにタッグを組むことであると思う。

 問題は、建築業界の体質にあり、ここ数年のデフレとして価格の値下げに問題がおるのではないだろうか。

 建築業界の体質とは、上記3者(建築主・元請設計事務所・元請施工会社)は、建築物の価格、原価を分かっていないのではないだろうか。分かりにくい難しい業界体質ではある。

 元請施工会社は、実際直接施工する専門業者に注文を出すのだが、直接施工するというのがミソなのだが、要は上層に行けばいくほど、層が厚くなればなるほど原価は、利益を上乗せされて、ピンハネしていくのである。元請施工会社も原価を正確に把握できないし、どうしても「ドンブリ勘定」になってしまうのである。

 この「ドンブリ勘定」が原価との間に、価格を下げさせるクリアランスになる。これはみんな(建築主・元請設計事務所・元請施工会社)が頭では分かっている。
ここがお互い気まずい部分として影響しあっているのではないだろうか。

 こういった土壌の中で、建築主は価格を下げるよう施工業者に圧力をかける。しかし、建築施工においての原価管理に素人である建築主は、それを専門に研究している経営研究所などのコンサルタントに指導を仰ぐのではないだろうか。

 しかし、こういった経営コンサルタントも建築施工においての原価管理に素人である為、何を基準にするかというと過去の建てた物件の成績数値である。例えば、「坪、いくら」といった具合だ。「あそこの建築は○○○円だったから、安くできるでしょ。」といった具合だ。

 これらを研究することは、過去大手ゼネコンでもやってきたと思う。それなのに、やってこれるのは大手だと経費が多くかかっているだろうから、中小のゼネコンでは、経費が大手ほどかからないどろうから、なのであると思う。

 じゃ、原価は?というと、本当の意味での原価自体は変わらないはずである。大手ゼネコンや中小ゼネコンの経費としてのクリアランスでしか、下がらないはずだと思う。

 ここでちょっと話が脱線するが、経費とは?を考えてみる。よく大きな会社は経費が多くかかるといわれている。確かに、それだけ抱えている人員や事業所数などがかかる。しかし、大きな会社は一種のステータスを持っている。有名である。とりもかえさず、倒産しにくい。何かあったら保証してくれるのではないか、と皆が思っているからなのではないか。

 中小は価格勝負すると、経費の分だけ分はあるが、保証としてはどうか。

 なにをいいたいかというと、何かあった場合(今の時代、大手企業でも倒産するが)に「責任が取れるか」ということであると思う。責任とはとりもなおさず、お金である。お金さえあれば、何とかなる。

 建築業界、大きな買い物である。しかし利益というとそう多くないのである。薄利多売は、小額商品だろうが、高額商品だろうが、いまの世の中同じ。建築主(デベロッパー)でも、利益の内部留保は少ない。新しく建て替えるにはである。

 こういったことから、保険という分野は入ってくるのではないだろうか?

 次は設計事務所について

投稿者: サイト管理者