福祉住環境コーディネーターの仕事

12月 19, 2005 雑感

「こんなにおもしろい福祉住環境コーディネーターの仕事」という本を読みました。福祉住環境コーディネーターの仕事としては、実際仕事をされている方の体験を下に書かれていて面白いと思いました。

 しかし私もそうですが、東京商工会議所主催のしている「福祉住環境コーディネーター検定」ですが、ここ最近は資格取得として人気があり多くの方が受験しているようですが、この「福祉住環境コーディネーター」を取得したからといって職業・仕事に生かしている方が少ないのが現状です。生かしていこうと思ってはいてもどうしてよいか分からないのが現状でしょう。

 確固たる「福祉住環境コーディネーター」の地位が現状あるわけではないので、今仕事をしているものの延長線上として、スキルとしてしか生かしきれていません。

 今回のこの本もはっきりとした指針はありませんでした。ただ、今後増加してくであろう高齢化が後押ししていくことはあると思います。結局は自分の努力次第で道は切り開かれていく、まさに開拓者精神(フロンティアスピリッツ)で行くしかなさそうです。はっきりとした定義はなさそうです。

 ですから「福祉住環境コーディネーター検定」はコーディネーターとしての地位を保証するものではなく、知識としての福祉に対する理解を広げるのに貢献しているように思います。福祉住環境では、医療や福祉環境、建築を理解するための福祉に携わる人の共通の言語として存在しているかに思えます。

 またこの本に書かれていたことは、福祉には今までお役所的なこともあって、商売としてはなかなかお金をいただくというのではなく、ボランティア精神が今も根強くあるようだということです。介護保険を通して国も民間に委託したので、もっと商売としてやっていけるように皆の考えも見直すことが必要ではないでしょうか。利益を多く生み出す仕事ではないとしても、そこで働く人の生活が保証できないと、この福祉の業界も、いまは多く参入している企業も撤退してしまうかもしれません。

 この本の著者は、特定非営利活動法人(通称 NPO法人)を立ち上げ、営利を追求するのではなくしかし、そこで働く人の生活は保障できるNPOはまさにこの問題にマッチしたものではないかとの事でした。

 そういう中で難しい福祉環境で、地域の役割を改めて見直す必要がありそうです。

投稿者: サイト管理者