家を建てること その2

12月 18, 2005 雑感

今日は「ライフサイクルコスト」について書きたいと思います。

 「ライフサイクルコスト」と聞いて少し堅苦しく考えてしまいますが、要はその家に何年住み続けるのかを考えることです。

 皆さんは車を買うときどうしていますか?例えば新車を買うとき次の車検まで3年間とか、その次5年間とか思いませんか?また走行距離でという人もいると思います。(実際壊れてしまうまでが本来の車の耐用年数ですが、実際はそれ以前に手放してしまうことはありますが‥。燃費がかかる、修理費用がかかるなど。これは社会的耐用年数や経済的耐用年数といいます。)

 家はすみ続けるまで、壊れるまでと思っていませんか?それでもいいのですが、だいたい何年10年、30年、50年、100年、皆さんの生活設計に合わせて計画することが重要ではないでしょうか。自分の子供が住んでくれる、孫が住んでくれる、となると100年くらいの建築設計を考えなければならないし、自分が死ぬまででよいと思えば50年位でもよいのです。

 現在社会は核家族、少子化になり自分1代で作った家が子供たちが都会へ就職し結婚しでは自分たちだけの人生設計だけで考えればよいのかもしれません。

 物を作る時はとかく大きな買い物である家を作るときは、それが永遠に存在するかに思えてきます。しかし自然の下雨も降れば風も吹く日本ではどこにいても地震は無関係にはおれません、雪の降るところもあります。屋外では自然の外力に家は私たちを守っているのだと言うことを忘れてはならないと思います。

 家の機能も年々低下していきます。これを機能低下といいます。また、設備関係の低下、経済的な低下、社会的な低下もありますが、我々建築を設計、施工するときにまず考えるのは、この家を何年もつ家にするかということです。これは今話題の建築構造が大きく関与してきます。骨組みさえしっかりしていれば、そのほかの部分は改修や補修、増改築やリフォームで十分対応できると思います。

 次回の家を建てることは、「構造・骨組み以外の耐用年数は?」についてお話します。

 今年1番の寒気が来ているともことです。体調には十分注意しましょう。
 福岡は雪、風が強いです。

投稿者: サイト管理者